では、オンライン上での主なリード獲得方法を紹介します。
広告で見込み顧客を獲得する方法
一般的な集客の手法として利用されているのが広告です。広告といってもさまざまなタイプのものがあり、TVCMなどの4マス媒体や、アドテクを活用したWeb広告、検索を利用したリスティング広告など、各企業や、商品・サービスによって使い分けを行うことで効果を上げていくことができます。
広告のメリット
広告のメリットは瞬発性があることと、幅広い層に認知を行うことができるという点です。自社商品・サービスを購入してもらうためには、まず知ってもらわなければいけません。そのために広告を活用するのは王道といえます。多くの企業が活用している広告といえばWeb上のもので、DSPやネイティブアド(インフィード広告)などのアドネットワーク、リスティング広告やSNS上の広告など消費者の行動に合わせてセグメントを切った形で活用しているケースです。
DSP広告
インターネット上にあるさまざまなWebメディアと連携されたDSPは、ターゲットに合わせてセグメントを切ることができます。リマーケティングを行うことで、興味はあるがまだ見込み顧客になっていない層に対してアプローチすることも可能です。
ネイティブアド(インフィード)広告
ネイティブアドとは、ディスプレイ広告のようにあきらかに“広告”と分かるようなものではなく、メディアの中に溶け込ませることで、ユーザーにコンテンツの一部のような感覚で見てもらうことができる広告です。昨今、各種メディアの台頭が目立ちますが、PR表記の入った記事などがそれにあたります。
現在はバナー広告が増えすぎて”バナーブラインドネス化”ともいわれ、広告によってユーザビリティが阻害されています。このネイティブアドでさりげなく商品・サービスを訴求することが可能です。
リスティング広告
検索エンジン上で上位に表示させるための広告です。ある特定のキーワードを検索したユーザーに対し、上位に表示させることで自然と集客を行うことができます。
SNS広告
TwitterやFacebook、Instagramなど、メディアの仕様に合わせて広告を出すことができます。Twitterであればフォローやツイートなどを軸に配信のセグメントを設定。Facebookであれば、登録しているデモグラフィックデータをもとにセグメントを切り広告配信を行うことができます。ビジュアル訴求をする場合は、Instagramが有効となりますし、現在ではYouTube広告も増えています。
広告利用の注意点
ただし、これらはあくまでプロモーションの一環であり、広告を出稿したからといって必ずしも見込み顧客に繋がるとはいえません。広告はあくまで、ユーザーとのタッチポイントを生み出すツールであり、ランディングページ(LP)など遷移先のページをしっかり作りこみ、訪問者に魅力を伝え、態度変容を促す工夫が必要となります。広告を見てもらったユーザーに、どういう動きを取ってもらいたいか? という戦略も立てて初めて効果を発揮します。