【Salesforce:便利なレポート作成方法お教えします!】
※「クロス条件」はEnterprise Edition以上で利用可能な機能です。
「クロス条件」とは、子オブジェクトが関連する、もしくは関連しないレコード一覧をレポートで作成することができる機能です。
この機能を利用することで、例えば“活動が1件も登録されていない商談リスト”といったレポートなどを作成することも可能です。
実はこの“子オブジェクトが関連しないレコード一覧”というのは、カスタムレポートタイプでも表現できない条件設定です。
カスタムレポートタイプは、レポートで参照するデータテーブルをカスタムで指定することができる機能で、参照するデータテーブルを“特定のオブジェクトと、それに関連する子オブジェクト”といったように複数設定することが出来ます。
その際、クロス条件に類似した設定をこちらでも行えるのですが、設定できるのが
以上のどちらかのみで、“子オブジェクトレコードが1件も関連していない主オブジェクトレコード”というデータテーブルの条件を設定することが出来ません。
今回はクロス条件の設定方法を“活動レコードが1件も登録されていない商談”を例にご紹介させて頂きます。
以上で“活動レコードが1件も登録されていない商談”は完成です。
今回は、大まかな設定方法をご紹介しましたが、更に詳細な条件設定も可能で、 ToDoを活動としてカウントしない設定も可能です。
※先程作成したクロス条件を「編集」⇒「活動の検索条件を追加」⇒「ToDo」「次の文字列と一致しない」「False」と設定することで作成できます)
詳細はSalesforce Success Communityのヘルプ&トレーニングに記載がありますのでこちらをご覧ください。
とても便利なSalesforceのレポート機能なのですが、使いこなすのが難しいという声をいただくこともございます。
しかし、ご紹介しましたようにコツを覚えてしまえばとても簡単にビジネスの一助となるレポートが作成できます!ぜひ、お役立て下さいませ。
これからもみなさまのお仕事がラクになるようなナレッジをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!!
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